焚き火の「熾火(おきび)」ってなに?キャンプ初心者向け解説

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焚き火の「熾火(おきび)」ってなに?キャンプ初心者向け解説

アウトドア初心者

「熾火(おきび)」について教えて下さい。

アウトドアの達人

熾火とは、焚き火の薪やBBQの炭が炎をあげていた状態から落ち着き、煙を上げず、赤い状態になっていることを指します。

アウトドア初心者

燃えていないのに火力が安定しているんですね。

アウトドアの達人

そうです。遠赤外線効果で食材にじっくりと火を通す調理に最適な状態です。

熾火(おきび)とは

アウトドアやキャンプでよく使われる用語の「熾火」とは、焚き火の薪やバーベキューの炭が炎を上げて燃えていた状態から落ち着き、煙が出ず、赤くくすぶっている状態のことです。この状態では火力も安定していて、遠赤外線効果によって食材にじっくりと熱が伝わり、調理に適しています。

熾火の特徴とキャンプでの活用方法

熾火とは?

熾火とは、燃えさしや灰の中で赤く燃えている木炭や薪のことです。炭のように長時間燃え続け、持続する熱源として優れています。キャンプでは、料理や暖を取る、または火を起こす際の重要な役割を果たします。

熾火を作るには、まず小さな薪や枯れ枝を燃やし、徐々に太い薪を追加します。火が安定して赤く燃え、強い炎を伴わずに高い熱を発するようになれば、熾火が完成したサインです。

熾火の作り方

熾火の作り方

熾火を作るには、まず焚き付けとして小枝や枯草を束ねて燃やし、最初の火を起こします。火が安定したら、その上に徐々に細めの薪を重ねていきます。炎が安定するまで、少しずつ太めの薪を追加します。薪をくべる際は、炎が飛び散らないように注意しましょう。

薪がしっかりと燃え始めたら、火力を調整するために少しずつ薪を追加します。燃焼中の薪が赤くなり、強い炎がなくなった状態になれば、熾火の完成です。熾火は長時間安定して燃え続け、持続的な熱源として活用できます。

熾火のメリット

熾火のメリット

熾火のメリットには、以下のような点が挙げられます。

安定した燃焼

熾火は安定して燃焼するため、長時間火を保つことができます。薪を頻繁に追加する必要がないため、キャンプ中の作業や休息に集中できます。

均一な熱源

熾火は薪に均一に火が通るため、均一な熱源を提供します。これにより、食べ物の調理や暖房に適しています。

煙の発生が少ない

熾火は薪が完全に燃焼するため、煙の発生が少なくなります。煙が目にしみる不快感を軽減し、衣服やキャンプギアに嫌な臭いがつくのを防ぎます。

火持ち時間が長い

熾火は適切に管理すれば、長時間火持ちします。夜通し火を保ったり、翌日の調理に使ったりすることも可能です。

熾火を使った調理のコツ

熾火を使った調理のコツ

キャンプ初心者の皆さん、焚き火での調理には熾火(おきび)が欠かせません。熾火とは、炎が消えて真っ赤に燃えている炭のことです。この熾火は火力調整が容易で、食材をじっくりと均等に加熱することができます。

調理のコツ

1. 炭を均等に広げる

熾火を均等に広げることで、食材に均一な熱が加わります。偏った熱がかからないようにしましょう。

2. 食材を直接置かない

食材を直接熾火の上に置かないように注意してください。火力が強すぎて焦げてしまう可能性があります。

3. 調理器具を活用する

網やスキレットなどを使用することで、火力をコントロールしながら調理が可能です。これにより、焦げ付きを防ぎつつ、じっくりと食材を加熱できます。

これらのコツを参考に、熾火を活用した美味しい料理を楽しんでください!

熾火で料理する際の注意点

熾火で料理する際の注意点

熾火で料理する際には、以下の点に注意しましょう。

火力が弱い

熾火は火力が弱いため、調理時間が長くなります。じっくりと火を通す料理や再加熱に向いています。

煙が多い

熾火は煙が出やすいため、換気の良い場所で行うか、専用の囲炉裏などを使用することをおすすめします。

火だるま状態に注意

熾火に脂や油が落ちて火だるまになってしまうことがあります。油分の多い食材を調理する際は特に注意が必要です。

炭が残ってしまう

熾火は燃焼時間が長いため、調理後に炭が残ることがあります。消火を徹底し、火災予防に努めましょう。

これらの注意点を守り、安全に美味しい料理を楽しんでください。

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