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キャンプ道具について
アイゼンとは?雪道歩行に欠かせないアイテム
-アイゼンの仕組みと構造- アイゼンは、氷や雪道を安全かつ快適に歩行するための重要な登山道具です。その仕組みは、靴底に取り付ける金属製のスパイクによって、滑りやすい路面でもグリップ力を向上させることにあります。 アイゼンは、主に前爪、後爪、つなぎ部分の3つのパーツで構成されています。前爪は、前方に向かって伸びるスパイクで、登坂時に雪面に食い込み、推進力を得ます。後爪は、後ろ向きに伸びるスパイクで、下坂時に滑り止めとしての役割を果たします。つなぎ部分は、前爪と後爪を接続するパーツで、足にフィットするように調整することができます。 -
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知っておきたいアウトドア・キャンプ用語『クランポン』
クランポンの歴史と語源 「クランポン」という言葉は、フランス語の「crampon」に由来しています。この言葉は、中世フランス語の「crampon」、ラテン語の「crampus」にまで遡り、意味は「くちばし」です。この用語は、クランポンの先端のくちばしのような形状に由来しています。 クランポンの歴史は古く、中世ヨーロッパまで遡ります。当時、氷上で活動する登山者や猟師が、凍った地形のトラクションを確保するために、足を革紐でわらじやブーツに縛り付け、その先端に釘を打ち付けていました。この初期のクランポンは、「ステップアイゼン」と呼ばれ、現在の10本爪アイゼンよりもはるかに簡素なものでした。
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