アウトドア・キャンプ用語「吊り下げ式」とは?

目次

アウトドア・キャンプ用語「吊り下げ式」とは?

アウトドア初心者

アウトドア・キャンプで使われる『吊り下げ式』ってどういう意味ですか?

アウトドアの達人

『吊り下げ式』とは、フライシートを先に設営して、その中にインナーテントを吊り下げて固定する構造のことだよ。

アウトドア初心者

そうなんですね。吊り下げ式にはどんなメリットとデメリットがありますか?

メリットは、雨に濡れずにインナーテントの設営や撤収ができることと、インナーテントを外してシェルターとして使えること。デメリットは、結露が多いときに乾きにくいことだよ。

吊り下げ式とは。

「吊り下げ式」と呼ばれるアウトドア・キャンプのテント構造があります。これは、まず外部の防水シート(フライシート)を設営し、その中にフレームや縫い付けられたループを取り付けて、その上にインナーテントを吊り下げる方法です。コンパクトなテントから大型のシェルターまで、吊り下げ式のモデルはさまざまです。

メリットは、雨でもインナーテントの設営・撤収が濡れずにできることと、インナーテントを外してシェルターとして使えることです。デメリットとしては、結露が多い場合は乾かすのに時間がかかることです(取り外すのに時間がかかり、インナーテント単独では自立しません)。

この問題を解決したのが、フライシートとインナーテントが一体化したまま設営・撤収できる簡易設計モデル(ワンタッチ式など)です。

吊り下げ式のメリット

吊り下げ式のメリット

アウトドア・キャンプ用語の「吊り下げ式」とは、地面にテントを張るのではなく、木などの構造物にロープやストラップを使用してテントを吊り下げる方法を指します。このテント設営方法は、メリットがいくつかあります。

吊り下げ式のデメリット

吊り下げ式のデメリット

吊り下げ式のデメリットとしては、設置に時間がかかり、熟練を要するという点が挙げられます。ロープやカラビナなどを利用するため、十分な知識と技術が必要です。また、風雨の影響を受けやすく、設営場所が制限されることもデメリットです。例えば、強風時はタープが煽られてしまう恐れがあります。さらに、吊り下げ式は一般的に軽量化を重視するため、居住性はテントに劣る傾向があります。収納スペースが限られ、悪天候時には快適に過ごすことが難しい場合もあります。

結露の問題を解決するワンタッチ式

結露の問題を解決するワンタッチ式

吊り下げ式のワンタッチ式は、結露の問題を解決するために設計されています。このタイプのテントは、インナーテントとフライシートの間の隙間を大きくすることで、空気が循環し、水分が溜まるのを防ぎます。一般的な吊り下げ式テントとは異なり、ワンタッチ式は組み立てが簡単で、初心者でも簡単に設営できます。ポールを組み立てる必要がないため、わずか数分でテントを設営できます。

吊り下げ式を採用しているテントの例

吊り下げ式を採用しているテントの例

吊り下げ式を採用しているテントの例として、一般的なのは「つり下げ式テント」です。このタイプは、ポールを通すのではなく、ロープやコードを使用して木や岩など高い場所に吊り下げるように設計されています。その軽量性と素早く簡単に設置できるメリットで知られています。

初心者にオススメの吊り下げ式テント

初心者にオススメの吊り下げ式テント

初心者にオススメの吊り下げ式テント

アウトドア歴が浅い方でも手軽に吊り下げ式テントを体験できるモデルをご紹介します。まず、「ハンモックテント」は、ハンモックとテントを組み合わせたようなタイプで、設営が簡単です。また、「ポッド型テント」は、天井が高く開放感があるため、圧迫感なく過ごせます。さらに、「タープ型テント」は、雨よけだけでなく、日よけにも活用できる汎用性の高いモデルです。これらはいずれも、重量が比較的小さく、初心者でも持ち運びや設営がしやすいので、ぜひ検討してみてください。

Follow me!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次